茨城県議会議員 茨城県空手道連盟会長 取手市空手道連盟会長 |
2002年インターハイ記念第4回取手カップ全国小・中学生空手道選手権大会が無事に終了したことは、誠に喜ばしい限りで
あります。 さて、一昨年、この体育館におきまして全国高等学校空手道選手権大会(インターハイ)が開催されました。 全国各都道府
県の予選を勝ち抜いてきた高校生が、この体育館で、汗と涙を流し、青春を精一杯燃焼させて熱闘を繰り広げたのも、つい昨
日のように思われます。 全国高等学校空手道選手権大会が全国より参加された選手、応援者などの多くの人々に希望と感
動を与え、そして茨城県の素晴らしさをお知りいただけたのも、関係者及び応援を頂いた皆様の絶大なご尽力の賜物と確信し
ております。
さて、この取手カップは、大会名称に示されている通り、インターハイ空手道競技を記念し、将来インターハイ出場をめざす小
・中学生に希望と夢を与える大会です。 希望と夢は、言い換えれば目標でもあります。 小・中学生の皆さんは、目標をしっか
りと見定め、多くの友達と手を取り合い、目標への到達(インターハイ出場)に努力を続けて頂きたいと思います。 また、この考
えは、空手道だけでなく、勉強にも、また皆さんが取り組むいろいろなテーマにも通じるものです。 ”夢があるから努力する”の
言葉が持つ意味をしっかりと胸に刻み、明日からの空手の練習や勉強に励んで下さい。
この日の競技の中では元気溢れる大きな気合いと日ごろの練習の成果を発揮し、素晴らしい技を披露して頂き、皆さんの努
力が見られ大変満足しております。
最後に、本大会を開催するにあたり、ご尽力を頂きました関係各位のご労苦に心より敬意を表しますとともに、空手道がます
ます隆盛しますことを祈念し、また、出場選手の中からインターハイ選手が一人でも多く出現することを願い、ご挨拶と致します。 ありがとうございました。 |
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日時:平成16年 9月12日(日)場所:とりでグリーンスポーツセンター体育館
出場選手 1,000名を超える大きな大会が取空連主催で催され、たいしたけが人もなく無事終了いたしました。
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試合前の準備運動から、基本練習を終え、開会式へ。 開会式の中で行われた練成は、出場選手達の大きな気合の声が体育館じゅうに響き渡りました。 |
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午前の部、まずは、形の試合。 審判や、大勢の観客の前で行う形は、緊張に打ち勝ち、大きな気合の声をだす、取空連の選手たち。 |
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この一年間の総決算!気合十分! 勝つために、この一年間の力を思いっきり出せ! そして負けたなら、思いっきり泣いても、みんなカッコいいよ。 |
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続いて午後の部、組手の試合。 取手カップは、親御さんも試合場の近くで応援をすることを許されている、数少ない大会である。 子どもと一緒に戦っている親御さん達の応援が、
子どもを後押しして、素晴らしい技の応酬が繰り広げられる。子供たちの気合の声に負けず、親御さん達の応援する声が怒涛のように響き渡る。 |
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子供たちには、申し訳なかったが、試合前の緊張の一瞬の写真を撮らせてもらいました。 気合を入れる子、静かに自分の出番を待つ子。 やはり、防具があるとは言え、組手の試合は、
怖いもの。 怖いのは、自分に負けること。自分に打ち勝ち、満面の笑顔でトロフィーをもらおう。
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取空連の子ども達、全員が満面の笑みで終了した訳ではない。 涙を流している姿をよく見た。 負けて、悔しくて泣いているのか、自分の不甲斐なさに泣いているのか、緊張から解放
された安堵感から涙が出たのか・・・。 「涙が出るのは、決して恥ずかしい事ではない。」というのが、子ども達を見ていると本当に実感する。 大人になってくると、なにかに負けても
笑ってしまうことが多々ある。 それの方がよっぽど恥ずかしい。 一生懸命やっていればおのずと、涙があふれるもの。 自分の若い時の情熱を思い出させてもらい、一生懸命やること
の大切さを、改めて子ども達に教わった。
今回の「取手カップ」は、初出場の白帯の子ども達も頑張っていた。 白帯全員、今後の活躍に期待する。 |
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