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今年、新生取手二中の威信をかけた戦いが6月27日に茨城県武道館にてあった、茨城県中学校空手道選手権大会である。 新生というのは、公立中学校にある先生の移動に伴う顧問の先生が変わったからだ。新しい顧問を迎えた取手第二中学校空手道部にとって全国連続出場をかけた熱い戦いであった。昨年も女子団体組手は全国を獲ったが、そのときの3年生二人が卒業してしまい、女子の人数が減ってしまった中、新しい一年生を向かえ団体組手に挑んだ女子チームだが、見事!女子団体組手の部 優勝にて全国出場を決めたのだ!その熱い戦いに密着した。
女子メンバーは、岩崎青海 選手(3年)、高橋李奈 選手(2年)、佐藤 冴 選手(1年)の3人であるが、3年生の岩崎選手にとって、中学生活最後の熱い夏になったであろう。 |
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1回戦は無難に勝ったが、続く2回戦より強豪が続く・・・。毎年、顔をあわせる明野中学校と国府中学校との戦いである。
決勝、強豪 国府中学校との戦いでは3年生岩崎選手が魅せた。ものすごい気合が入っている岩崎選手。上段突き、蹴りとポイントを獲り続ける・・・。ポイントを獲るたびに「ヨッシャー」と気合見せる岩崎選手に父兄たちが「ウォー!」「ヤッター!」と答える。ものすごい応援が会場に響きわたった。あんなに、ものすごい気合を見せる岩崎選手は、記者にとって初めて見た姿かも知れない。岩崎選手の、この夏にかける思いが真っ直ぐに伝わってくる・・・。今年男子は全国出場はならなかった事で、全員の想いが岩崎選手を突き動かしたのであろう。 |
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試合は気持ちだ!と言うことが改めて実感した。勝って、全国を決めた時の岩崎選手の涙は、本当に綺麗な涙であった。
そして、特筆すべきは、2年生 高橋李奈選手である。2年生の中で個人組手 準優勝。代表戦で3年生の優勝者に負けて個人代表にはなれなかったが、スピード、キレともにずば抜けた技術を持っている。来年が非常に楽しみな選手である。
1年生佐藤選手も頑張った。けっして、組手がうまい子ではないが、彼女にも団体という今までには無い想いがあった。試合を見ればわかる。おとなしい彼女が・・・バンバン攻める。攻めて、攻めて・・・。おとなしい性格の中にも熱い気持ちを魅せてくれた佐藤選手も、来年楽しみな選手
見である。 |
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