'2022 令和4年9月24日(土)に3年ぶりに開催できた当連盟主催の「第20回取手カップ全国小中学生空手道選手権大会」が熱く、暑く行われました。 新型コロナの緊急事態宣言、蔓延防止緊急措置令が、この時期、9月に発令され、2年間開催を断念しました。 そして今年、コロナ第7波の中ではありましたが、感染拡大防止対策を充分に行った上で、開催可能との判断で、3年ぶりとなる、この大会が開催できました。 |
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コロナ前では約800名の小中学生が参加してくれていましたが、まだまだコロナは終息した訳では無いので、参加者も少ないだろうとの考えから、今大会では組手の通常のトーナメント方式では無く、少ない人数でも
熱く燃えられる「組手リーグ戦方式」を採用しました。 |
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コロナ第7波の中にもかかわらず、約350名の選手が茨城県下はもちろん、近県からも集まってくれて、熱い、暑い戦いが繰り広げられました。 組手リーグ戦で勝ち残った選手は決勝トーナメントに進み、そこでも熱い戦いが見られました。 |
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残念なのはコロナ前の様に、アリーナ内で保護者の皆様の応援、声援が聞こえないこと・・・感染拡大防止対策だから仕方ないとはいえ、取手カップの良さは、選手のすぐ近くで保護者の皆様が観戦、応援、声援ができた事であったのだが・・・それができなかったのが本当に心苦しく、残念であった・・・ |
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保護者の皆様には、正式大会ではほとんどできない、真剣な表情で試合をする子どもの、すぐ近くで頑張る子どもを見て欲しかった・・・それが、子ども、指導員、保護者の三位一体の姿として子どもの成長にも繋がると信じて、大会を運営していたから・・・ |
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しかし、子どもたちは、そんなのお構いなし・・・どんどん前に出て、どんどん技を繰り出し、どんどん成長していく・・・強いねぇ・・・子どもって・・・。 もう、いっぱしの選手の顔。 幼年の小さい子も親元から離れ、一人コートに向かい、戦う。 怖いと思うよ・・・しかし、熱い戦いを見せてくれるんですよ! |
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試合だから勝ち負けはある・・・勝って喜ぶ時もあれば、負けて泣く時もある。 リーグ戦だからこそ、一試合目で勝っても二試合目では負けることも、また一試合目で負けても二試合目では勝つこともある。 大切なのは、最後まであきらめず、前に出ること・・・恐れずに・・・ |
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基本、当てないように蹴りや、突きをコントロールするのが東京オリンピックでも正式種目になった全空連空手道(伝統空手)であるが、当たってしまうことはある。 当たれば痛い。 防具を着けているとはいえ・・・怖いよね・・・痛いよね・・・でも、前にでなければ勝てない。それが、取手の教え。 |
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後ろに下がる組手なんて教えていない。 常に前へ、前へ。 間合いをさぐり、相手の懐に飛び込み、突きを繰り出す。 また、至近距離でも相手の顔面を捉える、見えない下からの蹴り。 選手たちは日頃の稽古で培った技を、どんどん出した。 |
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うまい技より、強い技。 将来、空手道を続けられる為の教え。 うまい技で勝てるのは中学生まで。 高校生、大学生、一般の試合では軽い突き、軽い蹴りなんかでは一本を取ってくれないからね。 心技体がそろった強い技でなければ勝てはしない・・・ |
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心では熱く燃えていても、常に冷静で頭を使える選手が強い・・・。 熱くなりすぎると体が硬直し、一瞬の攻防では技が繰り出せない。 常に冷静に・・・相手を見据え、「間」を捉え、自分の「間」で技を繰り出す。 そして、点数盤、残り時間を見られる余裕があれば最強。 |
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まぁ・・・言うのは簡単だけど・・・実際は、そんな簡単なことでは無いよ。 しかし、いるんだよね・・・そんな完璧な選手が。 まだ、小学生なのに・・・。 外から見ていて「今だ!」と思った、その瞬間にバチーン!と上段蹴りが決まる、中段突きが決まる。 すげぇ! |
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選手の皆は、いろいろと思うところがある大会になったことと思います。 指導員の先生たちと話し、これからの大会での糧にしてくれたら嬉しいです。 また、今大会では当連盟の保護者の皆様には大変なご苦労をかけました。しかし、これからも子どもたち、指導員と共に一緒に子どもの成長を楽しみ、三位一体で進んでいければと思います。 ありがとうございました。 また、ご協力をいただきました関係各位の皆様にも感謝致します。 |
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