> HOME > 新型コロナウィルス感染拡大防止と戦う選手たちへ



 取手市空手道連の皆さま 日頃より本連盟の事業に対して、格別のご理解とご協力賜り、深く心より感謝致しております。

 そして、新型コロナウィルス感染症に伴い、命を守るため、感染の恐怖と闘いながら、強い使命感を持って最前線で治療に携わる方々及び感染拡大防止に御尽力頂いている皆さまに敬意を表するものであります。

 振り返ってみると新型コロナウィルス(COVID19)は20191122日に中華人民共和国(仮称、中国)湖北省武漢市で「原因不明のウィルス性肺炎」として、最初の症例が確認された。
 そして、武漢市より中国大陸に感染が広がり、中国以外の国家と地域に拡大していった。初めに2020131日にWHO(世界保健機構)は、国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態と宣言した。 第2回目は、228日には、この疾患が世界規模で流行する危険性について最高レベルの非常に高いと評価した。 第3回目に311日にパンデミック(感染症、伝染病の世界的な大流行)との認識を表明されたのである。

 現在、202055日時点で、全世界において感染者(3,435,894人)回復者(1,162,279人)であり、死者(239,604名)となっている。

 日本においては、感染者(15,231人)回復者(4,496人)であり死者(521名)であり、東京都と大阪府で死亡した100名を分析したところ感染が判明してから、死亡までの平均日数が「8.7日」だったことが分かった。『令和254日読売新聞P1

 とても目に見えない恐ろしいウィルスであることが分かってきた。 先日(53日)、政府は新型コロナウィルスの感染拡大を受けた緊急事態宣言を、今月31日までとした発表があった。 しかし、期限内においても、一部解除できるよう検討していくとの事である。

 皆さまにおかれましても不要不急の家からの外出及び学校・職場への制限がされ、これに対し我慢・努力してきた結果、緊急事態宣言後すぐの状態時では感染者増加してないとの事であります。 これらも自分・家族を守るため致し方ないのではないでしょうか。

つまり「身を守り・家族を衛り・国を護り」ことであると思います。

 現在、世界中でコロナウィルスと闘っているのであり、抗ウィルス薬の開発も急ピッチで進められている旨報道されています。

 もうしばらくの辛抱であると思われます。

 選手の皆さん(幼稚園生・小・中・高・大学生)各学校の休校措置及び人との接触を減らすため家からの不要不急の外出禁止等各家庭で過ごすよう求められており、空手道の仲間に会いたい、友達に会いたいお話ししたい退屈な思いもされていると御察します。

 上文で述べましたが、大変怖いウィルスであると分かってきました。

 先日、大学生が家から外出し、数時間で家に戻りましたが数日後に熱がでて、検査を受けることになり、結果陽性と判断されました。それで終われば自業自得であるかと思いますが、他4名の家族にも感染させてしまったとの事であります(クラスタ−が発生した)。最悪のパタンであるかと思います。

 しかし、家に閉じこもっていると、ストレスはたまるし、体もなまってきます一人でも、柔軟・筋トレ・家の近くの散歩及びランニング等できるものが有ると思います自分自身のあったものをこの機会に研究されることにより新しい発見があると思います。

 そして、身体を動かして気分転換を計ってみて下さい。

 どうかもうしばらくご自宅でお過ごし下さい。 改めてお願い申し上げます。

最後に剛柔流空手道の創始者 宮城長順先生が言われた言葉に空手道とは「人に打たれず 人打たず 事なきをもととするなり」と残されました。

 現在にすれば「人にうつされず 人にうつさず 家に居ましょう」となるのかと思います。

 現在は、ソーシャルディスタンスと、マスク着用ではありますが学業も再開されました。 しかし、この騒動が収まったわけではありません。
後しばらく皆で「不要不急の外出自粛」を守りましょう。

 そして、この騒動が収まりましたら、また皆さん元気に空手道に邁進しましょう。


取手市空手道連盟 理事長 小林 誠


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